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0-100km5.2秒!スカイライン400Rの加速と馬力を徹底評価!

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2019年のビッグマイナーチェンジで新登場した「400R」を冠するスカイラインのスポーツモデルですが、本家本元のR33型スカイライン「GT-R NISMO 400R」と比較すると、非常に残念な仕上がりになってしまっています。。。

 

もし、あなたが、新型スカイライン400Rの購入を検討しているのでしたら、今回の記事を読めば、馬力とトルク、各速度域の加速性能、0-100km/hの加速性能が理解でき、「400R」の面汚しという事が理解できますので、購入前には、絶対に最後まで読んで、後悔をしない買い物をして下さい!

 

 
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その1.新型スカイライン400Rの馬力とトルクを評価!

新型スカイライン400R

出典:nissan.co.jp

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2019年7月のビッグマイナーチェンジで、新たに導入された新型スカイラインのスポーツバージョン「400R」に搭載されているエンジンから、まずは検証してみましょう。

 

新型スカイライン400Rに搭載されるエンジンは、エンジンは以下の通りです。

 

VR30DDTT型:2,997V6気筒ツインターボ

 

今回のビックマイナーチェンジでは、従来スカイラインのガソリン車のパワートレーンを担っていたメルセデス製の「274A型」4気筒2.0Lダウンサイジングターボは大きく変貌を遂げ、なんと、日産製の3.0Lツインターボというスポーツカーまがいのエンジンを引っ提げて登場しました。

 

では早速スカイライン400Rのエンジンのスペックを評価してみましょう。

 

【スカイライン400Rの最高出力(馬力)と最大トルク】

グレード 最高出力
kW(PS)/rpm
最大トルク
N・m(kg・m)/rpm
400R 298405/6,400 47548.4/1,600-5,200

 

新登場した、3.0LツインターボのVR30DDTT型エンジンを搭載するグレードは、GT/SPGT/PGT3グレードに加えエンジンの性能を更に高めた400Rという構成です。

 

400R以外のスカイラインの3.0Lツインターボのグレードと比較してみましょう。

 

【スカイライン400R以外のVR30DDTT型搭載グレードのスペック】

グレード 最高出力
kW(PS)/rpm
最大トルク
N・m(kg・m)/rpm
・400R 298(405)/6,400 475(48.4)/1,600-5,200
GT Type SP
GT Type P
GT
224304/6,400 40040.8/1.600-5,200

 

これらのグレードでも300psの馬力を越えていますから、十分な加速性能だと言えますが、400Rは更に100ps以上も馬力があるので、いかにハードなセッティングになっているかがお分かりいただけるかと思います。

 

パワートレーンには一切手を加えないレクサスのFスポーツシリーズとは雲泥の差があり、本気のスカイラインが帰ってきたと、多くの車を扱うメディアでも発表時にはかなり評価されていました。

 

400Rというと私などは、R33スカイラインGT-RNISMOが手掛けたバリバリのチューニングカー・・・というかレーシングカー(当時の値段でなんと1200万超え!!)を想起するのですが、今回の新型スカイライン400Rのグレード名もそれぐらいで「本気ですよ!」ということの現れとも言えるでしょう。

 

今回搭載されたVR30DDTT型エンジン自体は、特に新しいものではありませんが、北米の2年連続「US20BestEngine」のアワードを受賞して、低フリクション高出力なところが評価されています。

 

北米ではチューニングによってはGT-RVR38DETTにも匹敵するポテンシャルを持っているとも言われる、日産の技術が生み出した珠玉のエンジンということができます。

 

近年のスカイラインはどうもスカイラインらしくないというか、オジサマセダン臭がしていましたが、今回のスカイラインはかなりフレッシュな雰囲気で、400Rの名はちょっと荷が重い気もしますが、全体としてはなかなかいい感じだと思います。

 

加速とは関係ありませんが、フロントバンパーがインフィニティ顔からGT-R顔になり、リアが丸テールっぽく演出されたことで、日産のスカイライン愛が消えていなかったことを確認できた気がして個人的には嬉しくなりました。

 

 
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その2.スカイライン400Rの実際の加速感を評価!

400Rのエンブレム

出典:nissan.co.jp

 

では、スカイライン400Rの実際の加速感を速度域に分けて加速感を評価していきます。

 

低速域での加速感を評価!

市街地

 

VR30DDTT型エンジンは下記のエンジンスペック表からもわかるように、低回転からフラットで大きなトルクを発生します。

 

そのため、アクセルを踏みだした時から強烈な加速感が得られ、往年のスカイラインファンも納得の走りをしてくれます。

 

【VR30DDTT型エンジンの出力特性】

VR30DDTT型エンジンの出力特性の表

出典:nissan.co.jp

 

しかし、システム出力364psの馬力がある3.5Lハイブリッドのスカイラインと比べると、モーターを積むハイブリッドの方がトルクのピークにいち早く到達するため、低速域ではハイブリッドの方に少しだけアドバンテージがあります。

 

全体の馬力はスカイライン400Rの方が上ですが、ハイブリッドの特性上このような逆転現象が起きているといえます。

 

400Rが決して加速性能が低いのではなく、スカイラインのハイブリッドの低速域での加速力が異常に高いと言えるでしょう。

 

ただ、フィーリングはフリクションの少ないV6ツインターボのサウンドは非常に官能的で間違いなくスポーティな雰囲気の加速感です。

 

中速域での加速感を評価!

郊外

 

中速域では、フラットトルクのツインターボが活かされ、強力な加速感を得ることができます。

 

低速域ではハイブリッドのスカイラインンに遅れをとっていた加速感も、中速域になるとターボも適切に働き、VR30DDTT型エンジンが本領を発揮します。

 

刺激的なサウンドとともに馬力感やトルク感が高まり、確実に自分の乗っている車がスペシャリティに溢れるものであることが認識できます。

 

最近のハイスペック高級セダンはハイブリッド化が進み純粋にエンジンサウンドを楽しむことの出来る車が少なくなりましたが、スカイライン400Rはそんな時代にエンジンの高鳴りを楽しみながらドライビングできる数少ない車です。

 

高速域での加速感を評価!

高速道路

 

高速域での安定性、伸び感共に国産セダンではトップクラスで、非常に安定した加速感が持ち味です。

 

GT-Rもそうですが、100/hほどでは全然速度感を感じることがないほどポテンシャルは高いといえます。

 

コンパクトカーの40/h走行よりも、静かで安定しています。

 

ただ、めちゃくちゃスポーツしているかと言われると、そこまでではないのが正直なところです。

 

本家R33スカイラインの「GT-R NISMO 400R」は、エンジンだけでなく足回りから吸排気、ブレーキ等、ほぼ手の入っていないところがないほどにバッキバッキのチューニングがなされており、そのままサーキットに持っていっても十分戦えるコンプリートカーとしての性能を備えていました。

 

それと比べると確かに、VR30DDTT型エンジンを心臓部に持つ新型スカイライン400Rは手を入れればGT-Rとも戦えるほどのポテンシャルを備えていますが、そのままではやはりまだ高級セダンの延長上にあると言わざるを得ません。

 

 
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その3.新型スカイライン400Rの0-100km/h加速タイムを評価!

VR30DDTT型エンジン

出典:nissan.co.jp

 

それでは、新型スカイライン400Rの加速性能を0-100/hのタイムを国内ではあまりタイムが公表されていないので、海外のメディアのタイムの平均値を参考に評価してみましょう。

 

新型スカイライン400Rの0-100km/hの加速タイムは以下の通りです。

 

・スカイライン 400R5.2

 

新型スカイライン400Rは確かに高性能なのですが、過去のR33スカイラインの「GT-R NISMO 400R」があまりにも伝説の名機だったこともあり、

400Rの名を汚すな!」

というような評判も出てしまい発表時ほどの注目が少なくなってしまいました。

 

このブログのタイムはメーカー公表値がない限り、全国のユーザーの加速タイムを独自集計し平均化して紹介する方式をとっていますが、今回は上記のような理由で元データが少ないため海外のデータも参照していますので、多少の誤差はご理解ください。

 

【注記】

※海外版400Rは、海外でインフィニティQ50 Red Sportというモデルで販売されています。

※インフィニティQ50 Red Sportの車両重量は1,694kg (新型スカイライン400Rより約60kg軽く、馬力・トルクは同じ値)

 

なお、新型スカイラインハイブリッドの0-100/hのタイムは4.9となっていますので、ハイブリッド車にすら勝てないのが非常に残念ですが、高回転型のエンジンの400Rと、低回転域からいきなりパワーが出せるハイブリッドとの差が出てしまったと考えていいでしょう。

 

新型スカイライン400Rの名誉を挽回するために、0-400m加速のタイムを見てみましょう。

【0-400m加速タイム】

スカイライン400R:13.38秒(@178.8/h)

 

スカイラインの3.5Lハイブリッド車は13秒中盤ということなので、0-400ⅿ加速では新型スカイライン400Rの方がほんの少し有利となっています。

 

参考までに新型スカイライン「400R」よりも加速の良い爆速セダンも参考までにご紹介します。

 

【レジェンド(3.5L/ハイブリッド)】

レジェンドの外観の画像

出典:honda.co.jp

0-100km/h加速タイム:5.1

⇒【クラス2位】0-100km5.1秒!レジェンドの加速と馬力を徹底評価!

 

【スカイライン(3.5L/ハイブリッド)】

スカイラインハイブリッドの外観の画像

出典:nissan.co.jp

0-100km/h加速タイム:4.9

 

【WRX STI(2.0L/ガソリン車ターボ)】

WRX STIの走行時の画像

出典:subaru.jp

・0-100km/h加速タイム:4.5

⇒【クラス2位】0-100km4.5秒!WRX STIの加速と馬力を徹底評価!

 

【レクサスLS500(3.5L/ガソリン車 ツインターボ)】

レクサスLS500h Fスポーツの画像

出典:lexus.jp

・0-100km/h加速タイム:4.5

⇒0-100km4.5秒!レクサスLS500Fスポーツの加速と馬力を評価!

⇒【クラス最速】0-100km4.7秒!レクサスLS500の加速と馬力を評価!

 

【レクサスGSF(5.0L/ガソリン車 NA)】

レクサスGSFの走行時の画像

出典:lexus.jp

・0-100km/h加速タイム:4.4

⇒【セダン最速】0-100km4.4秒!レクサスGSFの加速と馬力を徹底評価!

 

「WRX STI」やレクサス「LS500」「GSF」のガソリン車に負けるのはまだしも、「レジェンド」「スカイラインハイブリッド」勢に若干ですが負けているのが気になるところです。

 

ちなみに、本家R33スカイライン「GT-R NISMO 400R」1997年発売で、20年以上前の車ですがなんと0-100/hのタイムは4.0秒という現在のスポーツカーにも引けを取らない実力です。

 

【R33 スカイラインGT-R NISMO 400R】

R33 GT-R NISMO 400Rの外観

出典:whichcar.com.au

搭載エンジン:「RB-X GT2」2,771cc 水冷直列6気筒DOHC+ N1仕様メタルタービン+強化アクチュエーター

 

【R33 スカイラインGT-R NISMO 400Rと新型スカイライン400Rのスペック比較】

グレード 車両
重量
kg
最高出力
kW(PS)/rpm
パワーウェイトレシオ
kg/ps
最大トルク
N・m(kg・m)/rpm
パワートルクレシオ
kg/N・m
GT-R NISMO 400R 1,550 294(400)/6,800 3.875 469(47.8)/4,400 3.305
・新型スカイライン400R 1,760 298(405)/6,400 4.345 475(48.4)/1,600-5,200 3.705

※パワーウェイトレシオ、パワートルクレシオは値が低いほど良い

 

俺の一言!

 

私自身も「400R」という名前を聞いて・・・

(ノ・ω・)ノオオオォォォ-

となった一人ですが、残酷な言い方をすれば、新型スカイライン400Rと旧R33スカイライン「GT-R NISMO 400R」には、似ているところは無いと言って良いほど性格の異なる車です。

 

往年のスカイラインファンが失望するのも無理はないです。フロントマスクもGT-R寄りになっていますが、だったら素直にGT-Rを買いましょう。

 

どうしても過去の名前に固執するならスカイライン「GT-S(仮称)」くらいに留めれば、ここまでの酷評には至らなかったかもしれませんね。

 

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